沖縄のスーパーやファーマーズマーケットを歩いていると、ときどき見かける 紫色の巨大なつぼみ。
名前は 「バナナの花(バナナのつぼみ)」
見た目はかなりインパクトがあるが、実はこれ、**バナナの実が育つ前に付く“花の部分”**で、東南アジアでは普通に食べられている食材です。
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■ バナナの花ってどんなもの?
• バナナの木にぶら下がっている花のつぼみ
• 外側は赤紫色の皮で、中に白い芯がある
• 価格は100〜200円ほどで意外と安い
• 沖縄の南部(南城・糸満)あたりでよく見かける
珍しいけど、地元の直売所では普通に売られている“島の食材”のひとつ。
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■ 味と食感は?
• 味:ほぼクセのない淡白系
• 食感:筍(たけのこ)に近いシャキシャキ感
• 香り:ほぼなし
見た目の割に、かなり料理しやすい。
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■ 調理は意外と簡単!使い方の定番3つ
① 炊き込みご飯
下茹でして細切りにし、きのこなどと一緒に炊くだけ。
筍の代わりとして使える。
② 炒め物
豆腐や肉、ツナなどと適当に炒めるだけでちゃんぷるー風に。
③ 天ぷら
細切りにして天ぷらにすると、ほぼ筍。クセがなく食べやすい。
※基本は 「外皮をむく→酢水にさらす→軽く下茹で」 の3ステップだけ。
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■ まとめ:見た目のインパクト以上に使いやすい沖縄ローカル食材
「バナナの花」は見つけてもスルーされがちだけど、
実は 安い・美味しい・使いやすい の三拍子そろった島食材。
沖縄の地元スーパーで見かけたら、ぜひ一度試してほしい。
料理初心者でも簡単に扱える隠れ優秀食材です。